教えて!滅菌器の選び方
高圧蒸気滅菌器を選ぶ
5つのポイント
高圧蒸気滅菌器を選ぶ
5つのポイント
1.設置サイズとチャンバー(滅菌釜)容量
設置サイズは、「卓上型」と「床置型」の2種類をご用意しています。買い替え時は特に、医療機関の設置スペースを考慮して選ぶことが大切です。具体的な寸法については、各製品情報ページの「外径寸法」をご確認ください。
卓上型
電子レンジくらいの大きさを「卓上型」と呼びます。省スペースで設置可能なコンパクトなサイズで、キャスター付きの架台やワゴンに置くのが一般的です。
床置型
冷蔵庫くらいの大きさを「床置型」と呼びます。また被滅菌物を収納するチャンバー(滅菌釜)は2種類あり、デットスペースがなく大容量に向いている「角チャンバー」とスタンダードな中容量の「丸チャンバー」からお選びいただけます。
2.設置サイズ別「半自動機能」と「全自動機能」の違い
高圧蒸気滅菌器を扱う際には、⼤きく分けて「準備・滅菌・乾燥・片付け」のような流れがあります。また設置サイズごとに半自動機能と全自動機能があり、給水方法や扉換気の有無が異なります。待機時間の圧縮や業務負担の軽減など、自動化したい作業に合わせて機能をお選びください。
半自動機能(セミオート)
- 給水時
- 使用するたびに直接チャンバー(滅菌釜)へ手動給水が必要
- 乾燥時
- 卓上型の場合は、扉を半開きにする「ドア開け」が必要
全自動(フルオート)
- 給水時
- 卓上型の場合は、循環式とも呼ばれ、複数回分を貯水槽へ手動給水が必要
床置型の場合は、直結式とも呼ばれ、水道設備を活用し、上水道から直接給水(自動給水)するので、給水作業が不要 - 乾燥時
- 「ドア開け」が不要
卓上型の作業負担の違い
床置型の作業負担の違い
3.収納力の目安
⼀度に複数の被滅菌物を滅菌する際、焦げ防止の役割もある収納容器「半月カゴ」または「カスト」を使うのが⼀般的です。半月カゴは、滅菌バッグを使う際に用いられ、カストは形状によって、丸カスト、平カスト、角カストをご用意しています。収納力については、「チャンバー容量」や「カストの収納個数」を目安にすると便利です。詳しくは各製品情報ページの「チャンバー寸法・チャンバー内容量・収納容量の目安」をご確認ください。
品種ごとのサイズ
型式 | 幅 × 奥行き × 高さ (mm) |
---|---|
220用 | 320 × 200 × 100 |
260用 | 425 × 220 × 110 |
330用 | 445 × 290 × 150 |
33L用 | 600 × 290 × 160 |
370用 | 645 × 335 × 185 |
品種ごとのサイズ
型式 | 幅 × 奥行き × 高さ (mm) |
---|---|
φ18cm | φ180 × 120 |
φ21cm | φ210 × 150 |
φ27cm | φ270 × 180 |
丸チャンバーに半月カゴを収納したイメージ
丸カストの収納イメージ
4.滅菌温度の設定
品種によって、滅菌温度の設定があらかじめ決まっているものと複数の滅菌温度から設定できるものがあります。各製品情報ページの「滅菌温度」をご確認ください。
5.取っ手タイプ「回転締め込みタイプ」と「スライドタイプ」
回転締め込みタイプの取っ手は、扉の締め込みができ、密閉性が高いことが特徴です。またワンタッチで簡単操作ができるスライドタイプの取っ手は、回転締め込みタイプに比べてハンドル自体の奥行きが短いため、設置場所の奥行きスペースにあまり余裕がない場合にオススメです。
ドアパッキンの交換頻度(目安)
長くお使いいただくために、以下の頻度での交換を推奨しております。
- 回転締め込みタイプ
- 4年に1回
- スライドタイプ
- 1回/年
滅菌器の使用頻度によって部品の消耗が激しい場合は、早めに交換をお願いする場合もございますので、あらかじめご了承ください。